不妊治療を始めるにあたって知るべき2つの数字

治療について

人間の妊娠率は20%

不妊治療を始める前は治療すればほぼ100%授かれるんだろうと思っていた。

だって治療をするわけなのだから確率は上がるんじゃないかって思うじゃないか。

人間の妊娠率自体は1回の行為でおよそ20%程度

猫の妊娠率はほぼ100%、類人猿のチンパンジーでは70%と他の動物と比較しても

とても低いことがわかる。

卵子が排卵されてから受精可能な時間は8時間しかない

精子の生存期間も72時間と言われているが、これは加齢により短くなるんだそうだ

そうすると年齢を追うごとに妊娠が成立する確率は下がっていく

高齢での妊娠率が低いのは自然の摂理なのだ

不妊治療で授かる確率は約20~30%

2017年の出生数は約94万人、不妊治療での出生数は5.4万人で95%以上は自然妊娠で授かっている

ことになっている。

厚生労働省 人口動態調査結果

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei17/dl/2017suikei.pdf

不妊治療の実態に関する調査研究 

https://www.mhlw.go.jp/content/000766912.pdf

さらに移植周期あたりの妊娠率は、凍結融解胚(卵)で 34.39%、IVF(体外受精) で 23.11%、

ICSI(顕微受精) で 20.29%と自分で思っていたよりとても数字が低いことがわかった。

つまりタイミング法以上の治療をしても100%授かるわけではないということなのだ。

ちょっとびっくりした。

しかも流産率も21~35 歳まではおよそ 20%程度だが、36 歳以上では右肩上がりに増加

41~45 歳で 40%台になるという。

ということはせっかく無事に妊娠が成立しても流産する割合もそれなりにあるので

出生にこぎつけるのはかなり困難だということなのだ

第一子はすごく奇跡的だったんだな、と思うと同時に

ステップアップするのをひどく考えるようになったきっかけでもあった数字だった。

通いやすいところには専門のクリニックはないので検査もすぐにはできない。

治療をするにも時間や金銭的な負担は免れない。

こんな人は多分たくさんいるんだろうと思う。

だからこそ、自然妊娠率を高め、少しでも妊娠に近づけるよう

調べたことを共有できれば、と思う。

まとめ

不妊治療で授かる命は増加しているとはいえ

まだまだ自然妊娠の確率の方が95%と高く

移植しても妊娠率は20~30%

しかも流産率も20~30%ということを考えると

不妊治療をしたから必ず授かるというわけでもなさそうということがわかる。

だからこそ、1%でも確率を高める方法について

学んでいること、実践していることを共有できればと思う。

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